CPD (Continuing Professional Development) についてはJABEE対応委員会で社会の動きを把握・情報収集していたが,JABEEのような独立団体化への動きが見えてきたこと,並びに,CPDは生涯教育の一部であるとの考えに立ち,生涯学習委員会CPD部会という独立組織とした.しかし,JABEEのような教育システム認定との関連が深いことから,認定企画実施委員会と連携して活動している.更に,小中学生などを対象に実施していた科学実験教室への対応をより確実にするために,小中高大教育協力委員会を設立し,子供の科学実験教室基金を基に活動をより活発化させる予定である.認定企画実施委員会,生涯学習委員会並びに小中高大教育協力委員会は,本会の中で教育に関する活動組織(Educational Activities Board,略してEAB.教育部というべきものであるが,この組織の名称も含め,まだ決まっていない.(図1参照))を構成し,学会が最先端の研究発表の場としてだけでなく,教育を通じても社会に発言・貢献する場でもあることを示している.

図1電子情報通信学会におけるEAB(未設)組織と新設の JABEE/CPD 関連委員会(部会)の委員構成

図1 電子情報通信学会におけるEAB(未設)組織と
新設の JABEE/CPD 関連委員会(部会)の委員構成


 このような体制のもと,JABEEへは理事(本学会会長),運営委員会委員(秋山認定企画実施委員会委員長),基準・試行委員会委員(篠田認定企画実施委員会副委員長),認定・審査調整委員会委員(三木認定企画実施委員会審査部会長),総務委員会委員(家田事務局長)を派遣し,JABEEの活動を支援するとともに,JABEEに対して建設的意見を具申している(図2).なお,認定・審査調整委員会には,篠田認定企画実施委員会副委員長も,基準・試行委員会からの委員として加わっている.

図2 JABEEの組織

図2 JABEEの組織


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