あらまし

時をつなぐ――網同期技術とその国際標準化動向――

村上 誠 新井 薫 

Vol.100 No.2pp.122-128

発行日:2017/02/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:解説

専門分野:

キーワード:
網同期時刻周波数国際標準化ITU

本文:PDF(1.1MB)>>

記事を購入

あらまし:
網同期技術は世界各国の通信事業者のネットワークサービスを支える基盤技術である.近年のモバイルブロードバンドサービスの高度化に伴い,端末間や基地局間の絶対時刻を高精度に一致させる同期技術への必要性が高まるとともに,従来のGPSに加えて有線網同期技術の適用領域が大きく拡大している.また電力・スマートグリッド,金融・証券取引,IoT等の多様なサービスの出現に伴う大量のネットワーク接続デバイスの高度な監視制御等,新たな分野への適用の動きも見えはじめている.本稿では,高精度な網同期を実現する技術の概要,ITU-Tを中心とした国際標準化の動向,更なる高精度化や適用領域の拡大に向けた取組みについて解説する.

ログイン

 > 

パスワードを忘れた場合は

メニュー

Online ISSN:2188-2355

…ジュニア会員・学生員に
 お勧めの記事