あらまし

画像処理/学習,医療アプリケーションへの応用――大腸NBI拡大内視鏡画像のリアルタイム診断支援システム――

小出 哲士 玉木 徹 吉田 成人 

Vol.100 No.2pp.92-97

発行日:2017/02/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 FPGAを用いた計算処理の高速化技術

専門分野:

キーワード:
大腸内視鏡画像診断支援(CAD:Computer-Aided Diagnosis), Bag-of-Features(BoF), Dense Scale-Invariant Feature Transform(D-SIFT)サポートベクトルマシン(SVM)

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あらまし:
近年の大腸がん患者の増加に伴い,内視鏡を用いた診察時に症状を定量的に評価し,医師に評価結果を提示する診断支援(CAD:Computer-Aided Diagnosis)システムが求められている.開発している内視鏡診断支援のためのアルゴリズムは,特徴量抽出,特徴量変換,及び,タイプ識別の三つの処理から構成され,診察時に内視鏡からのフルハイビジョン画像を高精度かつリアルタイムに処理し,少なくとも1~5frame/s以上のスループット,1s以内のレイテンシを実現する必要がある.本稿では,FPGAが得意とするストリーム処理にてアルゴリズムを実装することによりリアルタイム処理を実現する内視鏡診断支援システムを紹介する.

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