あらまし

人工知能生成コンテンツは著作権で保護されるか

奥邨 弘司 

Vol.102 No.3pp.253-258

発行日:2019/03/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 創造性・芸術性におけるAIの可能性

専門分野:

キーワード:
人工知能コンテンツ著作権著作物

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あらまし:
現行著作権法と伝統的な著作権法学の考え方に基づけば,人工知能が生成するコンテンツは,人間が著作者であって人工知能を道具としてコンテンツを創作したと言える場合,著作物となり,著作権で保護される.しかしながら,そうではなくて,人工知能が「作者」と考えられる場合は,著作物とはならない.人間が著作者となるか否かは,表現に関して,人間が創作的に寄与しているか否かで判断される.

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