顔とノンバーバルコミュニケーション
Vol.91 No.2pp.142-146
発行日:2008/02/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:解説
専門分野:
キーワード:
視線, ノンバーバルコミュニケーション, 顔, 擬人化エージェント,
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あらまし:
人間同士がコミュニケーションを行うとき,相手の頭部の動きと眼球運動からなる視線の位置や表情など,音声以外の様々な視覚情報が重要となってくる.また,マガーク効果などに見られるように,発話時の視覚情報である口の形状と音声による聴覚情報とが矛盾する場合,視覚情報が優位となることも知られている.ここでは,人間とコンピュータがより自然なコミュニケーションを行う際に重要となる顔から得られる視覚情報を中心とした様々な非言語情報について概説し,顔の表情や発話時の顔の生成について紹介する.