ボード内チップ間波長分割多重光配線
Vol.91 No.3pp.207-213
発行日:2008/03/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:小特集 次世代コンピュータを支える超高速・超高密度インタコネクション技術
専門分野:
キーワード:
集積光学, 光アドドロップ, グレーティングカップラ, 分布ブラッグ反射, Y分岐導波路,
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あらまし:
将来の高密度広帯域ボード内信号伝送の有力候補として,集積光学技術と波長分割多重技術を用いた光配線の検討例を紹介している.コアとなるのは空間光アドドロップ導波路素子であり,2種類の導波モードをそれぞれ信号伝送用及び入出力用として利用し,それらを導波形分布ブラッグ反射器で波長選択的に結合させることで構成している.薄膜導波路とグレーティングカップラを利用する検討例では2波長分割多重での信号伝送結果について紹介しており,縦形Y分岐チャネル導波路を用いる例ではY分岐によるモード合分波特性の確認について述べている.