あらまし

情報アクセシビリティをめぐる最近の動向

山田　肇 

Vol.91 No.8pp.732-736

発行日:2008/08/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:解説

専門分野:

キーワード:
情報アクセシビリティ, 高齢者・障害者, 情報社会, 公共調達, 国際標準化, 

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あらまし:
高齢者・障害者を含めだれもが情報通信機器・サービスを利用できることを目標に，情報アクセシビリティにかかわる活動が進められている．本稿では情報アクセシビリティの意味を始めに説明し，その後，欧米や国際標準化の動向を紹介する．欧米では情報アクセシビリティが公共調達の要件となり始めた．要件化は企業に研究開発を促し，それによって市場に流通する主流製品のアクセシビリティを改善しようという政策である．日本は国際標準化をリードしているが，公共調達での要件化では取組みが遅れている．今後，真剣に検討する必要があるだろう．

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