あらまし

陸域観測技術衛星「だいち」による災害観測

矢来 博司 小荒井 衛 

Vol.92 No.9pp.726-731

発行日:2009/09/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 暮らしと地球環境を守るための衛星技術

専門分野:

キーワード:
陸域観測技術衛星「だいち」災害観測干渉SARリモートセンシング

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あらまし:
2006年1月に打ち上げられた陸域観測技術衛星「だいち」は,PALSAR,PRISM,AVNIR-2の三つのセンサを搭載し,地図作成や資源探査に利用されている.衛星の目的の一つに災害状況把握が挙げられており,中国・四川省の地震や能登半島地震,レイテ島で発生した山体崩壊など,国内外の災害について観測が行われ,断層変位の把握や断層の動きの推定,斜面崩壊場所の把握などの成果を上げている.「だいち」により,衛星からのリモートセンシングで災害状況を把握できることが示されたことから,今後,災害状況把握の目的で,「だいち」などの地球観測衛星のデータの利用が進むことが期待される.

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