あらまし

超臨場感音響の展開

鈴木 陽一 西村 竜一 

Vol.93 No.5pp.392-396

発行日:2010/05/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:特集 超臨場感コミュニケーションの近未来像

専門分野:

キーワード:
聴覚ディスプレイ音空間知覚方向制御聴取点制御空間制御

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あらまし:
立体映像や高精細映像などの技術が実用的な段階へと進むに伴い,空間的な情報を正しく再現できる音響技術の必要性も高まっている.頭の中に音の広がりを感じるのではなく,実空間中の確かな位置や方向に音源を知覚させる技術,すなわち高精度聴覚ディスプレイは,立体音響や空間音響などと呼ばれ,古くから研究が行われてきた.そこで,人がどのようにして,左右たった二つの耳で受信した2 チャネルの一次元信号から空間を知覚しているのかを解説するとともに,立体音響から始まるこれまでの臨場感音響研究のアプローチと,それに基づく聴覚ディスプレイ技術の発展について概観し,将来の動向を展望する.

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