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IT 基盤を支える暗号技術と日本の情報セキュリティ政策

古原 和邦 今井 秀樹 

Vol.94 No.11pp.932-937

発行日:2011/11/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:特集 暗号世代交代と社会的インパクト

専門分野:

キーワード:
暗号認証改ざん検出IT基盤計算量危たい化

Free本文:PDF(451.2KB)

あらまし:
暗号技術は,通信路や保存データの秘匿にとどまらず,データの改ざん検出,データ生成者や通信相手の認証など様々な用途に利用されている.電子マネー,電子商取引,著作権保護,入退室管理,リモートアクセス,利用者認証,電子投票など,様々なシステムに暗号技術が組み込まれており,現代社会を支える重要な基盤の一つになっている.一方,現在利用されている多くの暗号技術はその安全性を計算量的な複雑さに依存しており,安全性は遅かれ速かれ時間とともに低下する宿命にある.本稿では,本特集を理解する上で必要となる暗号技術の種類と違い,暗号技術危たい化の要因と事例,暗号技術に対する日本の政策の位置付けなどについて解説する.

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