あらまし

動作時間スケールの階層構造を基盤とするネットワークアーキテクチャ

会田 雅樹 高野 知佐 作元 雄輔 

Vol.94 No.5pp.401-406

発行日:2011/05/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:特集 情報爆発時代に向けた新たな通信技術──限界打破への挑戦──

専門分野:

キーワード:
大規模複雑システム時間スケール近接作用自律分散制御繰り込み変換階層構造

本文:PDF(761.6KB)

あらまし:
情報通信ネットワークは人間が作り出した世界最大規模のシステムであり,日々進化を続けている.このような大規模複雑システムを適切かつ持続的に運用するためにはどのようなネットワーク設計・制御技術が求められるであろうか.従来のネットワーク制御アーキテクチャは,機能に基づいた階層構成をとっているが,実装面でのメリット以外に原理的な必然性があるわけではない.一方,自然界に見られる大規模システムでは,システム全体の秩序立った振舞いの背後に,しばしば時間及び空間的スケールによる階層構造が見いだされる.これにより我々は,例えば原子分子レベルの複雑な運動に気を留めることなく,日々の生活を繰り返すことができるわけである.本稿では,ネットワークの内部で行われる各種の制御動作について,時間スケールから考えた動作のあり方,及び時間スケールによる階層構造を考察し,それに基づく新しいネットワークアーキテクチャ構築の試みについて解説する.

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