あらまし

テラヘルツ帯での宇宙観測――「あかり」からSPICAへ――

中川 貴雄 

Vol.97 No.11pp.958-963

発行日:2014/11/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:特集 最新テラヘルツ技術と実用化に向けた取組み

専門分野:

キーワード:
テラヘルツ宇宙観測冷却望遠鏡「あかり」SPICA

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あらまし:
宇宙の歴史の解明,それは現代の天文学の抱える大きな課題の一つである.そのためには,テラヘルツ帯における天体観測が重要な働きをする.宇宙のエネルギー放射の大きな割合が,テラヘルツ帯において,星間塵の熱放射として放射されるからである.ただし,その観測のためには,地球の大気の影響を避け,人工衛星による観測が必要である.日本が主導する「あかり」(2006年打上げ)と,SPICA(2020年代打上げ予定)を中心に,テラヘルツ帯での天体観測を行う衛星の実例を紹介する.

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