日本におけるピクトグラムの活用とその方法
Vol.97 No.12pp.1055-1059
発行日:2014/12/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:小特集 再びやってくるぞ,東京オリンピック・パラリンピック──半世紀にわたる電子情報通信技術の成長と将来展望──
専門分野:
キーワード:
ピクトグラム, イディオグラム, 視覚シンボル, 認知,
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あらまし:
1964年のオリンピックでは,競技種目を表現するピクトグラムが開発され,その有効性が初めて認知され始めた.しかし,広く普及するためには,2001年に国土交通省によってJIS(日本工業規格)化された標準案内用図記号,更には,2005年に経済産業省によってJIS化されたコミュニケーション支援用絵記号の標準化を待たなければならなかった.様々な場面でのコミュニケーションにおいて,ピクトグラムを活用することで,多くの人たちにとって好ましい環境が構築できる.本稿では,ピクトグラムの歴史から,最先端の動画像シンボルの話までを紹介する.