東海道新幹線の成長と進化,そしてリニア中央新幹線へ
Vol.97 No.12pp.1067-1072
発行日:2014/12/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:小特集 再びやってくるぞ,東京オリンピック・パラリンピック──半世紀にわたる電子情報通信技術の成長と将来展望──
専門分野:
キーワード:
新幹線, ATC, CTC, コムトラック, リニア中央新幹線,
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あらまし:
東海道新幹線は,昭和39年10月1日に営業運転を開始し,今年で50周年を迎える.この間,乗客が死傷する列車事故ゼロを継続し,開業以来約55億人もの乗客に御利用頂き,日本の大動脈輸送機関として日本の経済成長を支えてきた.現在,1列車当りの平均遅延時分0.5分,最高営業運転速度は270km/hとなり,更には省エネ性能面でも,世界に類のない大量高速輸送機関へと進化してきた.
東海道新幹線開業50周年の今,その安全性,高速性,正確性,利便性などを支える電子情報通信技術の進化・発展と今後の展望について概説する.