あらまし

極大クリーク列挙技術のビジネス応用とソフトウェアツール

羽室 行信 植野 剛 鷲尾 隆 

Vol.97 No.12pp.1103-1109

発行日:2014/12/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 「フカシギの数え方」から広がるアルゴリズムの理工学――二分決定グラフによる離散構造処理と広がる応用分野――

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あらまし:
本稿では,極大クリーク列挙を中心に,列挙技術のビジネス応用事例について紹介する.ビジネス応用では,購買商品の共起関係に代表されるように,様々なオブジェクトをグラフ構造で表現することが可能であり,そこから密な部分構造を極大クリークとして列挙・抽出することは有用である.列挙技術を利用する難しさは,膨大に列挙されるパターンから,いかに有用なパターンを抽出するかにあると言ってよい.本稿では,機械学習やOR(Operations Research)の手法と組み合わせることで,その困難を解決する幾つかのケースを紹介する.更に筆者らは,アカデミックで開発されたデータ解析ツールを産業界に広く還元する目的でNYSOLプロジェクトを推進しており,そこで開発・公開しているソフトウェアについても紹介する.

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