あらまし

次世代スーパコンピュータ技術を用いた超大規模グラフ解析と実社会への応用

藤澤 克樹 

Vol.97 No.5pp.374-378

発行日:2014/05/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:特集 データを読み解く技術──ビッグデータ,e-サイエンス,潜在的ダイナミクス──

専門分野:

キーワード:
最適化問題高性能計算グラフ解析スーパコンピュータ

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あらまし:
新しいスーパコンピュータ(スパコン)の応用として大規模なグラフ解析やデータ処理が注目を集めている.グラフ解析の応用分野としては大規模災害等での避難誘導計画,社会公共政策や企業経営等のためソーシャルネットワーク等の大規模データの有効活用等が想定されているが,計算量やデータ量更に電力使用量などの規模が非常に大きく,従来の手法では処理が困難である.そのためハイパフォーマンスコンピューティング分野の技術を用いて大規模なグラフ解析を行う研究が盛んに行われており,その中からGraph500ベンチマークとグラフ解析の性能について解説を行う.更に本稿では次世代のポストペタスケールスパコンにおける最重要カーネルの一つである超大規模グラフ処理を実現するための研究プロジェクトを紹介する.具体的には大規模グラフデータに対するリアルタイムストリーミング処理,計算量とデータ移動量更に省電力性を考慮したグラフ最適化アルゴリズム,ストレージの階層性を考慮した大規模グラフデータストアなどの研究を現在推進している.

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