あらまし

分散ストレージシステムのための新しい符号化法――再生成符号とPyramid符号――

桑門 秀典 栗原 正純 

Vol.98 No.2pp.130-137

発行日:2015/02/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:解説

専門分野:

キーワード:
分散ストレージ符号化再生成符号Pyramid符号

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あらまし:
分散ストレージシステムにおけるデータの消失を防止する技術の一つに消失訂正を利用したデータの符号化がある.データを符号化後,それを各ストレージ(ノード)に分割して保存し,幾つかのノードから部分データを収集すれば,元のデータを消失訂正により再構成できるので,データの複製を作成するよりもストレージ容量が少なくて済む.最近,データ全体だけでなく,ノードが保存している部分データの修復に着目した符号化法が提案されており,本稿では,product-matrix構成法による再生成符号とPyramid符号を紹介する.これらの符号は,符号パラメータに対する限界を達成しているという意味で最適である.

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