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電力自由化とスマートコミュニティの行方

柏木 孝夫 

Vol.98 No.2pp.94-98

発行日:2015/02/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 最新の情報通信技術から見たインフラ統合社会と今後の展開──スマートコミュニティ実現のためのインフラはどうあるべきか──

専門分野:

キーワード:
エネルギー基本計画電力自由化スマートコミュニティスマートメータ総合生活支援産業

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あらまし:
2014年4月に閣議決定された「第4次エネルギー基本計画」で,国際的な視点と経済成長の視点を盛り込んだエネルギー政策の方向性が示された.同計画では,再生可能エネルギーの導入加速と電力自由化など規制改革について明確に打ち出された.
 そして,その電力自由化に伴う“ディジタルデマンド革命”によって各家庭の安全・安心機能がスマート化され,スマートコミュニティという新たなビジネスの舞台が生まれることが予想される.
 スマートコミュニティの具現化は,経済的視点だけでなく,国民利便性の向上,地域住民の生活の質の向上に大いに寄与する.幾多の事業者が参入し,そこで競争を繰り広げることで市場の活性化が促され,それが日本の各地域で展開されれば,それが日本全体を地盤から活性化することにつながる.今回は,成長戦力の主要な柱に位置付けられているスマートコミュニティなど新たなエネルギーのビジネスモデルについて論述する.

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