あらまし

脳の情報通信メカニズムと「揺らぎ」を生かした脳型情報処理

寺前 順之介 

Vol.99 No.10pp.999-1004

発行日:2016/10/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:解説

専門分野:

キーワード:
神経揺らぎ確率的推定ネットワーク

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あらまし:
脳は約1,000億もの神経細胞から成る大規模なネットワークである.各神経細胞が他の数千の神経細胞と結合することで,認知・推定・判断・運動制御など,我々の生活を支える高度な情報処理を実現している.しかし神経細胞が構成するネットワークの具体的構造や,ネットワーク上の情報伝達が生む神経活動と情報処理の実体など,神経情報処理の詳細は未解明に残されてきた.ところが近年,神経実験技術が急速に発展し,データ解析や理論神経科学の進展ともあいまって,神経ネットワークの詳細な特性が解明され始めた.それらは,伝統的なニューラルネットワークとは異なる新しい脳の動作原理を示唆している.本稿では神経科学における最新の知見と,その情報技術への応用の可能性を紹介する.

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