あらまし

スパースモデリングの地球物理学への応用

桑谷 立 中田 令子 岡田 真人 堀 高峰 

Vol.99 No.5pp.406-410

発行日:2016/05/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:特集 スパースモデリングの発展──原理から応用まで──

専門分野:

キーワード:
地球物理学逆問題反射法地震探査L1正則化スパースモデリング

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あらまし:
地球物理学では,地震波やGPSなどにより得られた観測データから,地球の構造や地学現象を逆問題として抽出することが中心的な課題となる.そのため,地球物理学は,スパース性を利用して逆問題をうまく解決するスパースモデリングの格好の応用対象と言えるだろう.実際に,反射法地震波探査には,現在隆盛を極めている圧縮センシングにも通じるL1正則化法が1970年代から活用されてきた.本稿では,これらの歴史を振り返り応用例を紹介するとともに,今後の地球物理学において,スパースモデリングが発展するべき方向性について議論する.

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