10Gbit/s時代に求められる光アクセス伝送技術
Vol.99 No.7pp.650-658
発行日:2016/07/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:小特集 進化する光アクセス技術と将来展望
専門分野:
キーワード:
光アクセスネットワーク, 10G-EPON, マルチキャスト, ONUスリープ, N:1プロテクション, モバイルバックホール,
本文:PDF(1.5MB)>>
あらまし:
近年のFTTH(Fiber to the Home)やモバイル向けのトラヒック急増に対応すべく,通信キャリヤは今後の光アクセスネットワークのあり方を見据えた装置を開発し,光アクセス網の次世代化を進める必要がある.既に全国へ広く光アクセス網を展開している通信キャリヤにとって,次世代の光アクセス装置には既存設備とのインタオペラビリティや新規サービスを創出する機能を具備することが求められる.本稿では通信キャリヤの観点から,次世代アクセスの主流となる10Gbit/s級の光アクセス伝送装置に求められる要件について詳細検討する.またその要件を満たす次世代光アクセス装置として期待されている10G-EPON(10Gbit/s-Ethernet Passive Optical Network)装置に対する具体的な要求機能,及び代表的なキー技術について解説する.