あらまし

自然言語処理,オントロジーを用いた知識管理

辻井 潤一 西村 悟史 中田 亨 

Vol.100 No.8pp.859-865

発行日:2017/08/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:解説

専門分野:

キーワード:
自然言語処理オントロジーサービス工学介護ヒヤリハット

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あらまし:
人工知能,中でも自然言語処理技術は,近年,実世界への応用において著しい発展を遂げている.その一方で,自然言語は複雑で曖昧な概念や知識を直接取り扱うため,オントロジーという基盤を堅固に作らなければ,その深い意味を正しく処理することができない.そこで本稿では,実用的な具体事例を参照しながら,オントロジー工学の考え方を解説し,自然言語情報から知識を抽出し管理する要点を述べる.第1の事例は,介護現場という人間の行動が主体となるサービスの現場での知識管理である.人手によるサービスの現場の情報を間違いなくかつ簡単に管理できるようにするオントロジー工学の工夫を紹介する.第2の事例は,産業事故を題材として,事故報告書から知識を取り出す試みについて紹介する.

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