あらまし

【通信系(周波数基準)】光コムを用いた光ファイバ伝送技術

淡路 祥成 パットナム ベンジャミン 

Vol.103 No.11pp.1149-1154

発行日:2020/11/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:特集 光周波数コムの最新状況と応用展開

専門分野:

キーワード:
光ファイバ伝送マルチコアファイバ空間分割多重光コム光源

本文:PDF(8.9MB)>>

記事を購入

あらまし:
繰返し周波数が10~100GHzのレーザ周波数コムは波長多重(WDM)光伝送において複数キャリヤ光源として魅力的である.それは単に,多数の単一波長レーザを1台の光源装置で置き換え可能と言うだけでなく,光コムの持つ安定な周波数間隔によって実効的な周波数利用効率が高まり大容量化に寄与することや,広帯域にわたる位相コヒーレンスを利用した個別のレーザ装置群では不可能な信号処理など様々な利点がある.近年の波長多重システムでは高度な変調フォーマットとコヒーレント受信機を用いており,光コム光源に対する要求性能は厳しい.本稿では,光伝送に用いる光コム光源の要求性能について触れるとともに,新型の光ファイバを用いた大容量伝送における使用例について紹介する.

ログイン

 > 

パスワードを忘れた場合は

メニュー

Online ISSN:2188-2355

…ジュニア会員・学生員に
 お勧めの記事