あらまし

電子情報流通に不可欠な著作権保護技術とブロックチェーン技術の倫理的観点からの考察

宮田 純子 岡田 仁志 木下 宏揚 

Vol.106 No.3pp.207-210

発行日:2023/03/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 電子情報通信技術のもたらす社会・個人への影響――倫理綱領改定に向けて――

専門分野:

キーワード:
著作権保護技術アクセス制御電子透かしブロックチェーン

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あらまし:
ネットワーク上に流通するディジタルコンテンツの普及に伴い,コンテンツや著作権の保護が必要不可欠となっているために,コンテンツを保護する手段であるアクセス制御と権利者を示す証拠を残す電子透かし技術の必要性が増している.しかし,証拠を残すための技術は,個人情報を透かし情報として利用することが例に挙げられるように,倫理やモラルに訴える割合が多い.近年,アクセス制御や電子透かしを補完する技術として,NFT(Non-Fungible Token)やスマートプロパティ,スマートコントラクトなどのブロックチェーンに基づく技術を利用するケースが増えている.本稿ではディジタル著作権保護の基盤技術となっている電子透かしとアクセス制御,ブロックチェーンについて概要を述べ,問題点を倫理的観点から考察する.

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