あらまし

動体追跡技術と四次元放射線治療

白土 博樹 

Vol.96 No.9pp.708-712

発行日:2013/09/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 医用電気機器実用化への最前線

専門分野:

キーワード:
動体追跡放射線治療陽子線治療最先端研究開発支援プログラム

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あらまし:
CT スキャナやMRI,PET など画像診断技術の進歩により,画像を基にがんの正確な形状や位置を解析し,それを確実にトレースする緻密な治療計画を立てて放射線の照射を制御できるようになった.「定位照射」と呼ばれるこの治療法を使えば,がん病変を標的として正常組織を傷つけずに狙うことができる.実際には,呼吸変動などによる胸部・腹部の動きで標的の位置が変動する.そこで,三次元の位置情報にタイムラインという軸を加える.基準マーカを時系列上で追跡することで,呼吸などによって動くがんの位置を特定する「四次元放射線治療」について紹介する.

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