あらまし

テラヘルツ波検出技術の動向

尾辻 泰一 

Vol.97 No.11pp.931-937

発行日:2014/11/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:特集 最新テラヘルツ技術と実用化に向けた取組み

専門分野:

キーワード:
テラヘルツ検出プラズモン光整流熱型検出

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あらまし:
テラヘルツ波検出素子としては,ゴーレイセル,ボロメータ,焦電検出器,超伝導トンネル接合(STJ),ショットキーバリヤダイオード(SBD)などがある.これらのうちSTJやSBD以外の多くは熱電検出型であり,高感度だが応答速度は遅い.一方,SBDは,応答速度は速いが,電子走行時間による高周波での感度低下という欠点を抱えている.このような背景から,二次元電子の集団素励起に伴う電荷量子:プラズモンの非線形性が高感度・高速応答のテラヘルツ波検出手段として注目・研究されている.本稿では,プラズモン検出器を中心にテラヘルツ波検出デバイスの最新研究動向について記す.

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