「都合」のつながり――イノベーションの潜在ダイナミクスとして――

大澤　幸生

あらまし

大澤　幸生

Vol.97 No.5pp.416-421

発行日:2014/05/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:特集　データを読み解く技術──ビッグデータ，e-サイエンス，潜在的ダイナミクス──

専門分野:

キーワード:
イノベーション, 都合, 要求獲得, 情報粘着性, 潜在ダイナミクス,

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あらまし:
飛躍的な経済革新を招くイノベーションにおいても，製品，サービスを企画するにあたっても，発想とその評価，許容，そして伝搬が必要となる．この過程を実現するためには，市場の要求を満たすための議論とそこにおける非単調な論証によって，要求の実現過程に絡む利害関係者（ステークホルダー）の間で発生する相互作用を捉えることがポイントとなる．ここでは，議論の理論を背景としつつ，様々な人の都合（意図と制約）がつながってゆくという潜在ダイナミクスがイノベーションにおける重要な役割を担うことを説明する．

あらまし

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