あらまし

地理情報システムにおける数値標高データの新たな活用法

五島 洋行 島川 陽一 

Vol.97 No.8pp.722-726

発行日:2014/08/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:解説

専門分野:

キーワード:
地理情報システム(GIS)数値標高モデル(DEM)不規則三角形網(TIN)方向付き等高線

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あらまし:
近年整備が進んでいる地理情報システムの各種データのうち,数値標高データの活用法に関する新たなアプローチを紹介する.等高線,勾配,傾斜方位,流域面積といった地形に関する特徴領域や特徴量の計算では,地表面全体を小さな三角形に分割し,局所的に平面で近似したモデルが現在でもよく使われる.この技法は計算機の処理能力がまだ低い頃に開発された手法であり,計算機の性能向上が著しい昨今では,やや陳腐化している印象は否めない.一方で我々は最近,地表面を曲面で近似し,微分幾何学的な方法で各種の特徴量を求める手法の開発と検討を進めており,本稿ではその概要を紹介する.

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