あらまし

完全離散系へ向かう解ける非線形系の理論

高橋 大輔 

Vol.98 No.11pp.953-956

発行日:2015/11/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:特集 非線形理論とその応用

専門分野:

キーワード:
超離散ソリトン箱玉系差分方程式セルオートマトン

本文:PDF(656.7KB)>>

記事を購入

あらまし:
解ける非線形系の理論は可積分系を中心に発展してきた.当初は微分系を中心に研究が盛んであったが,理論が整備されていくにつれ厳密解・保存量などの表現に関する代数的な側面が次第に重要性を増していく.そして,差分方程式で記述される系の研究が隆盛を迎える.ところが更に超離散化と呼ばれる状態変数の離散化手法が発見され,完全離散系すなわちディジタル系の研究に到達する.本稿では具体例に基づいて超離散化の解説を行い,この手法が提示する連続と離散の新しい関係について述べる.

ログイン

 > 

パスワードを忘れた場合は

メニュー

Online ISSN:2188-2355

…ジュニア会員・学生員に
 お勧めの記事