あらまし

芸術表現に寄与する音楽情報科学

菅野 由弘 

Vol.98 No.6pp.487-493

発行日:2015/06/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 音楽情報処理技術──分析から合成・作曲・利活用まで──

専門分野:

キーワード:
音楽芸術表現音楽情報科学自然倍音非整数倍音音律楽器リズム感性

本文:PDF(776KB)>>

記事を購入

あらまし:
音楽は本能から出発し,芸術的感性によって創られてきたが,音律や音階は,数学的構築なしには生まれ得なかったと考えられるし,楽器を作りそれを改良するという技術なしにその発達はなかった.芸術は感性のみによって生み出され,育てられてきたものではなく,常に科学と技術を必要としてきた.こうした音楽と科学や技術は一体不可分のものであり,音楽が芸術となっていく過程では,科学が不可欠であったという観点から,歴史的経緯を踏まえ,今後の科学と音楽芸術表現の関係を考えたい.

ログイン

 > 

パスワードを忘れた場合は

メニュー

Online ISSN:2188-2355

…ジュニア会員・学生員に
 お勧めの記事