確率的探索法による位相的表現の最適化
Vol.98 No.9pp.784-787
発行日:2015/09/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:小特集 位相的パッキング表現とその応用──大規模問題を扱うための魔法の数々──
専門分野:
キーワード:
パッキング, 位相的表現, 確率的探索法, 焼きなまし法(Simulated Annealing),
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あらまし:
1930年代には既にパッキングの位相的表現に近い考え方が発表されているが,当時は位相的表現を探索して最適化してパッキングを得る方法には発展しなかった.1980年代になって,計算機性能の向上により利用できるようになった確率的探索法を使ってパッキングの位相的表現を探索できるようになると,数多くの研究論文が発表されるようになった.本稿では,パッキングの位相的表現と確率的探索法がよく用いられる理由について,幾つかの性質を示しながら解説する.