あらまし

完全準同形暗号の最近の研究動向

縫田 光司 

Vol.99 No.12pp.1176-1183

発行日:2016/12/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 完全準同形暗号の研究動向

専門分野:

キーワード:
完全準同形暗号ブートストラップ符号非可換群

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あらまし:
暗号化状態のままであらゆるデータ演算を可能とする完全準同形暗号技術に対する期待は大きい.従来の完全準同形暗号の構成法は主に二つの原理へと分類されるが,動作時間など効率面の抜本的改善や運用上の問題の軽減のため,従来とは異なる原理に基づく完全準同形暗号の実現に向けた研究も進められている.それらの研究は残念ながらいまだ成功に至っていないものの,今後の研究の進展を祈念する意味も込めて,本稿ではそうした新たな完全準同形暗号の構成原理に関する研究動向について概説する.

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