あらまし

超伝導光子検出器の量子通信への応用

武居 弘樹 

Vol.99 No.3pp.229-234

発行日:2016/03/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 実用化される超伝導技術

専門分野:

キーワード:
量子通信量子鍵配送量子もつれ量子テレポーテーション

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あらまし:
量子通信とは,量子力学の性質を生かして,将来いかに技術が進展しても盗聴が不可能な通信を実現する「量子暗号」や,量子状態を遠隔点に転送する「量子テレポーテーション」など,従来の通信技術では実現できない新しい通信を可能とするものである.近年の超伝導光子検出器の飛躍的性能向上は,量子通信研究の高度化をもたらす重要な要素となっている.本稿では,量子通信の性能向上に必要な光子検出器の特性について述べた後,超伝導光子検出器を用いた光ファイバ上の量子通信実験に関する最近の主要な進展について概説する.

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