あらまし

近世日本における相場情報の通信技術

高槻 泰郎 

Vol.100 No.9pp.987-991

発行日:2017/09/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:解説

専門分野:

キーワード:
旗振り通信手旗相場飛脚

本文:PDF(410.5KB)

あらまし:
無線通信・有線通信の発明以前にも通信技術は存在していた.近世日本においては,中央市場・大坂の米市場が,諸国から集まる情報を価格に反映し,そこで形成された米価が米飛脚という相場情報の伝達に特化した飛脚や,手旗信号をリレーする旗振り通信によって各地に伝搬されていた.当時,大坂米仲買が取り組んだ取引の8~9割が外部からの発注であり,西日本や日本海沿岸各地に,情報ネットワークが構築されていた.本稿では,現代のインターネット通信の類似点を論じながら近世日本における相場情報の通信技術と,その活用事例を解説する.

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