リアルタイムデータフィードを活用したユニバーサルサービス
Vol.105 No.8pp.867-872
発行日:2022/08/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:通信・無線・放送
専門分野:
キーワード:
視覚障がい, 聴覚障がい, 情報保障, 手話, 自動実況, 発話生成, 音声合成, 手話CG,
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あらまし:
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会において,OBSからリアルタイムに配信される競技データから実況文を自動生成し,合成音声と字幕,手話CGで伝える技術を開発し,ライブストリーミング映像に付加するユニバーサルサービスを実施した.インターネットの特設サイトで,視覚や聴覚に障がいのある人や,自動車の運転中などで画面を見られない状況にある人,電車内にいて音声を出せない環境にいる人にも,スポーツ実況をユーザの状況に合わせて分かりやすく提供した.本稿では,ロボット実況・字幕,手話CG実況の自動生成技術について解説する.