あらまし

メタバース講演の課題と展望――東大総長メタバース講演の舞台裏――

雨宮 智浩 青山 一真 伊藤 研一郎 栗田 祐輔 相澤 清晴 

Vol.105 No.9pp.1136-1141

発行日:2022/09/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:解説

専門分野:

キーワード:
メタバースアバタバーチャルリアリティ身体性

本文:PDF(1.8MB)>>

記事を購入

あらまし:
COVID-19の感染拡大の影響で大学等における遠隔授業や教育DX等に関する情報を共有することを目的に教育機関DXシンポジウムが継続して開催されている.2022年1月に行われた第45回シンポジウムは,通常の動画像配信に加えて,筆者らが技術協力する形でメタバース空間内で初めて実施された.本メタバース講演では参加者がアバタとなり,複数の参加者が一つのバーチャル空間に一堂に会して,自由に動き回りながら藤井輝夫東京大学総長による講演と学生との対話を視聴可能なイベントであった.本稿では今回の取組みを開催準備から開催当日,そしてアンケート結果を踏まえて振り返るとともに,このメタバース講演がどのような思想に基づいてデザインされたかをまとめ,今後のメタバース講演の課題と展望を解説する.

ログイン

 > 

パスワードを忘れた場合は

メニュー

Online ISSN:2188-2355

…ジュニア会員・学生員に
 お勧めの記事