あらまし

複数のUAVを用いたインフラ設備点検の自動化に向けた取組み

宗 秀哉 

Vol.106 No.10pp.925-928

発行日:2023/10/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:解説

専門分野:

キーワード:
UAVインフラ設備点検自動飛行

本文:PDF(673.2KB)>>

記事を購入

あらまし:
農業やインフラ設備点検の担い手が年々減少しており,省人化を行うことができる技術の開発が急務であった.担い手数の減少に対応する技術として,無人航空機(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)が導入されつつあり,大幅な業務改善が期待されている.また,法改正により有人地帯(第三者上空)における補助者なしの目視外飛行(レベル4飛行)が可能となり,住宅地における物流といった新たなサービスも検討されている.本稿では,レベル4飛行時代におけるUAVサービスを安全安心に実現する技術として,渡り鳥UAV(MiUAV:Migratory UAV)システムを提案する.MiUAVシステムは,UAVを収容,充電可能なポートを複数台配置し,そのポートをUAVが渡り歩くことで長距離移動を可能とする.MiUAVシステムを用いることにより,広範囲なサービスを展開できるようになることが期待される.

ログイン

 > 

パスワードを忘れた場合は

メニュー

Online ISSN:2188-2355

…ジュニア会員・学生員に
 お勧めの記事