あらまし

特徴点の高速照合とその文書画像検索への応用

黄瀬 浩一 岩村 雅一 

Vol.94 No.8pp.735-740

発行日:2011/08/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:解説

専門分野:

キーワード:
Geometric Hashing, LLAH特徴点文書画像検索マーカレス拡張現実

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あらまし:
特徴点の集合で表された対象の照合は,画像認識だけではなく,バイオインフォマティックスなど様々な課題に登場する基本的な問題である.従来,この問題は,Geometric Hashing と呼ばれるアルゴリズムによって解決が図られてきた.しかしながら,この手法には対象が大規模化すると計算量の問題が生じるという弱点がある.これに対して筆者らは最近,LLAH(Locally Likely Arrangement Hashing)と呼ぶ新しい手法を提案し,大規模な特徴点照合(600 点と60 億点の照合)が単一CPU でも高速(60 ms 以内)に行えることを示した.本稿ではこのアルゴリズムについて概説するとともに,文書画像検索への応用についても述べる.

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