あらまし

東日本大震災からの創造的復興に向けて

小粥 幹夫 安達 文幸 

Vol.95 No.10pp.927-931

発行日:2012/10/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 人間中心の観点での東日本大震災からの創造的復興

専門分野:

キーワード:
東日本大震災創造的復興ボランティア情報メディアソーシャルネットワーク

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あらまし:
大震災は多くの教訓と課題を残した.それらを形骸化させることなく広く未来に伝え,復興を進めなければならない.遅々とした行政主体の復興作業の中で,共感してつながった仲間の自主的な活動に,東北復興にとどまることなく日本の再生へのほう芽を見いだすことができる.次世代を担う若者の未来の街作りへの提言,地元新聞社とボランティアが連携した情報発信,大学連携での復興人材育成などの実例を紹介しながら,若者,メディア,大学の持つ未来構築に向けたエネルギーについて考えてみた.絆ともいうべき人の相互に助け合う本能を基点としたボランティア活動は,ボトムアップの市民の思いの集積であり,組織化されて行政の動きとシンクロしたときに大きな力となる.一人でできることは限られるが,人の心が通って集まる力を創造的復興への第一歩として紹介する.

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