400ギガイーサ向け光4値振幅変調方式
Vol.100 No.1pp.42-46
発行日:2017/01/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:解説
専門分野:
キーワード:
イーサネット, 光ファイバ伝送, 多値変調, 400ギガイーサ,
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あらまし:
近年,データセンターを中心とするデータトラヒックが急増し,短距離大容量光ファイバ伝送のニーズが飛躍的に高まっている.100ギガイーサ(100GbE)に代表される従来の短距離向け光ファイバ伝送規格では,長らく光信号のオンオフを2値として利用する2値強度変調が用いられていたが,現在標準化作業中の400GbEでは,更なる変調速度の向上と低コスト化に向け,初めて光の多値変調である光4値振幅変調(PAM4)が採用されることとなった.本稿では400GbEの標準化動向,各距離カテゴリーと送受信機構成,PAM4変調方式について概説を行う.