あらまし

高位合成ツールを用いたハードウェア設計――FPGAを用いた専用コンピュータの開発がお手軽にできる時代が来た!――

高前田 伸也 

Vol.100 No.2pp.103-108

発行日:2017/02/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 FPGAを用いた計算処理の高速化技術

専門分野:

キーワード:
FPGA高位合成ハードウェア記述言語ドメイン固有言語

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あらまし:
従来のFPGAハードウェアの開発は,Verilog HDLやVHDLなどのハードウェア記述言語を用いた低い抽象度の実装が主流であり,目的のハードウェアを実現するためには長い開発時間が必要であった.しかし現在では,ソフトウェア記述からハードウェア記述を生成する高位合成ツールを用いることによって,従来よりも大幅に短い期間でのハードウェア開発が可能になった.本稿では,従来のハードウェア記述言語との比較や,代表的な高位合成ツールの利用方法などの例をもって,高位合成ツールを用いた今時のFPGAハードウェアの開発方法を紹介する.

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