SPICE誕生から40年，アナログ回路シミュレータに用いられる解析アルゴリズムとその最新動向

浅井　秀樹

あらまし

浅井　秀樹

Vol.101 No.1pp.73-78

発行日:2018/01/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:解説

専門分野:

キーワード:
アナログ回路設計, 回路シミュレータ, SPICE, タイミングシミュレータ, LIMとその派生,

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あらまし:
アナログ回路設計で不可欠となるシミュレータの代表として1970年代にSPICE（Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis）が誕生した．SPICEは，設計されたアナログ回路を動作検証するためのツールとして不可欠であり，世界中で汎用されてきた．そして，回路動作の高速化，高密度化とともに，シミュレーション手法，デバイスモデリング手法も進化してきた．
　本稿では，誕生から40年余りが経過してきたSPICEシミュレータの基本アルゴリズム，歴史的変遷について振り返る．そして，最近の進展について解説するとともに今後の展望について述べる．

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