部分グラフ列挙アルゴリズムの最先端
Vol.101 No.3pp.293-296
発行日:2018/03/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:小特集 グラフアルゴリズムの最先端
専門分野:
キーワード:
離散アルゴリズム, 列挙アルゴリズム, 計算困難性, 分割法, 逆探索法,
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あらまし:
グラフで記述された複雑なデータから有用な情報を抽出する重要性が,SNSや生命科学など分野を問わずに増している.列挙アルゴリズム,すなわち,与えられたデータから,制約を満たす部分構造を全て出力するアルゴリズムは,このような要請を実現するための基盤技術の一つである.本稿では,列挙アルゴリズムに関する評価方法,困難性の判定,及び,代表的な技法について,現在の状況を解説する.