あらまし

あらせ衛星における交流磁界計測技術と波動粒子相互作用の衛星地上同時観測について

尾崎 光紀 

Vol.102 No.12pp.1129-1134

発行日:2019/12/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:解説

専門分野:

キーワード:
波動粒子相互作用あらせ衛星サーチコイル磁力計オーロラ放射線

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あらまし:
地球周辺宇宙における放射線帯形成の詳細メカニズムを明らかにするため,広いエネルギー範囲(約20 eV~20 MeV)のプラズマ粒子と直流から広い周波数帯(直流~約10 MHz)にまたがる電磁界・波動観測器を搭載したあらせ衛星が2016 年12 月に打ち上げられた.本稿では,放射線帯という特殊環境下で交流磁界計測用に開発されたあらせ衛星搭載サーチコイル磁力計について解説する.また,放射線帯形成に重要と考えられている波動粒子相互作用の詳細をあらせ衛星と地上観測により捉えた科学成果についても解説し,今後の科学衛星による電磁環境観測の将来展望について述べる.

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