プロジェクションマッピング技術の現在
Vol.103 No.4pp.431-436
発行日:2020/04/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:解説
専門分野:
キーワード:
プロジェクションマッピング, 拡張現実感, トラッキング, 質感制御, 作業支援,
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あらまし:
建物や舞台にプロジェクタで投影を行い,幻想的な雰囲気や視覚的効果を創り出すプロジェクションマッピング技術(投影型拡張現実感,Spatial Augmented Reality)がはやって久しい.この10年間,この技術は,テーマパークや観光地,レストラン,アーティストのライブ等,全国のありとあらゆる場所やイベントに導入された.これらのプロジェクションマッピングは,主に動きのない物体に対し,あらかじめ作成し,位置合わせしたコンテンツを表示するものがほとんどであった.本稿では近年研究されている新たなプロジェクションマッピング技術について,三つの観点から紹介するとともに,これらの秘める更なる可能性について触れる.