あらまし

動的周波数共用を実現するキー技術

新保 宏之 林 高弘 岸 洋司 

Vol.104 No.12pp.1228-1233

発行日:2021/12/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 本格的な周波数共用時代の幕開け──6Gの爆発的な無線利用増大を見据えて──

専門分野:

キーワード:
ダイナミック周波数共用電波伝搬モデル干渉計算干渉低減

本文:PDF(1.2MB)>>

記事を購入

あらまし:
高度な動的な周波数共用を実現するには,空間軸,時間軸,周波数軸でのキー技術が必要になる.空間軸では,空き周波数リソースを検知するための電波伝搬モデル,電波センサを活用した送信局の位置推定が挙げられる.時間軸では,既存無線システムの保護領域を策定するための干渉計算,計画的な利用のための将来の空き周波数リソース推定,共用周波数の利用者に対する公平・公正な割当が挙げられる.周波数軸では,無線システム間の離隔距離の縮小により周波数利用効率を高めるために,軽度な干渉低減,重度な干渉回避に加えて,限定エリア内のみで共用周波数を利用するための手法がある.本稿では,総務省委託研究によって得られたこれらのキー技術について解説を行う.

ログイン

 > 

パスワードを忘れた場合は

メニュー

Online ISSN:2188-2355

…ジュニア会員・学生員に
 お勧めの記事