電波環境の可視化
Vol.104 No.12pp.1234-1238
発行日:2021/12/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:小特集 本格的な周波数共用時代の幕開け──6Gの爆発的な無線利用増大を見据えて──
専門分野:
キーワード:
電波マップ, 電波伝搬, データドリブン, 可視化, AI,
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あらまし:
ダイナミック周波数共用においては,既存システムの通信品質の高精度な推定が重要である.そこで,これを実現する要素技術である電波環境の可視化について述べる.本可視化は,経験則電波伝搬モデルや理論モデルの活用により実現可能である.一方,近年のクラウドコンピューティングや深層学習の発展により,本分野も急速に進歩している.ここでは,電波環境可視化の用途やその分類を述べた後,近年注目される観測値活用型の手法について概説する.最後に,AI・深層学習を活用した電波環境可視化技術の筆者らの取組みを紹介する.