あらまし

月での米作りのための自動化・センシング技術

鹿島 光司 伊藤 浩之 深水 克郎 大場 隆之 

Vol.104 No.2pp.123-129

発行日:2021/02/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 農業とエレクトロニクス

専門分野:

キーワード:
リモートセンシング月面農場稲作の自動化生育判断

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あらまし:
宇宙開発が各国により近年急速に進められ,数名~100名規模の月面における人類の活動が2030年代に実現すると想定され,本邦においてもJAXAにより検討が進んでいる.月面での活動人員の生命を支える食料は現地調達すなわち月面での食料生産が合理的であるが,地球上と異なる環境,限定的な資源量と労働力といった条件下で安定的な食料生産を行う必要がある.本稿では月面での安定的な食料生産,特に米作りの際に必要と考えられる自動栽培,センシング技術につながる現状の技術及び課題を解説する.

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