あらまし

IEC TC103における無線通信装置への応用を目指したRoF(Radio over Fibre)技術の標準化動向

小川 博世 

Vol.104 No.2pp.162-167

発行日:2021/02/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:解説

専門分野:

キーワード:
光ファイバ無線(RoF)マイクロ波フォトニクス(MWP)マッハツェンダ形光外部変調器

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あらまし:
1980年代後半から国際マイクロ波学会等で本格的に議論が開始された光ファイバ無線(RoF)技術は,国際フォトニクス学会等においてもその重要性が認識され,両学会等で多くの論文が発表されるようになった.その後,このような異分野間の学術領域を専門的かつ効果的に議論できる場として,マイクロ波フォトニクス国際会議が1990年代後半から開始された.その後,学問の成熟度の高まり,及び通信・放送・測定機器等への応用分野の広がりに伴い,国際標準化の機運がデバイスからシステムに至る領域において2000年代頃に盛り上がってきた.本稿では,このような背景を受けてTC103がRoF技術の国際標準化作業を始めた経緯及び国際規格に関する活動状況についてその概要を紹介する.

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