「最善観」のもとでコロナ新時代を迎えるために
Vol.104 No.2pp.168-171
発行日:2021/02/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:オピニオン
専門分野:
キーワード:
コロナ新時代, 社会との共創, データ駆動形, ELSI,
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あらまし:
本稿では,新型コロナウイルス感染症拡大の情勢の中で,大学等の高等教育研究機関に対して社会から新たな負託がなされ,そのことによって大学等のあるべき姿の再考が求められていることを述べる.更に,大阪大学がコロナ禍における社会課題解決に資するために設置した二つの拠点について紹介する.このような大学等の新たな姿への転換や本学の拠点の発展を実現する中で今後のコロナ新時代を迎えることにより,コロナ禍という深刻な事態に遭遇している現況を「最善観」の考え方で捉えられる日の到来を期したいものである.